XPのMLに紹介が流れて、かなり怪しげな雰囲気を感じました。しかし、最初の一部が立ち読み版PDFとして読めるようになっていたので、怖いモノ見たさで読んでみると。
「ソフトウェア開発において直面する最大のリスクは、自分自身の知識を過大評価することである。」などという言葉が書いてあるのに感銘を受けました。
これは、おそらく正しい方向を向いている言葉です。
実際、自分自身の知識を過大評価しているプログラマは、この世界に山のように溢れています。そうでない例の方が少ないと言っても過言ではないぐらいですね。そして、そのことが、大きな問題を引き起こしている事例をいくつも見ています。
この言葉を読んで、全文が読んでみたくなりました。
複雑系や創発を前提としたソフトウェア開発理論、もしかしたら、凄く鋭いものかもしれません。まあ、結論は読んでみるまでは下せませんが。少なくとも、読んでみたいと思わせるものがあります。
それにしても、ちょっと高いなぁ。ソフトカバーで4800円……。
感想編はこちら: https://mag.autumn.org/Content.aspx?id=20040205141930